ストライクエニイホエア -Side B-
光線漏れ 
2009.10.01 Thu 22:00


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人それぞれに個性とゆーか特技とゆーか持ち味とゆーか


アタシなんの取り柄もないからーとか言いつつも何かがやっぱりあって


あの人お洒落ねとか、あいつは掃除番長だねとか、あの子は忘れ物王子だなって


それは秀でているとゆーか優れたものばかりではなく、困ったものだったりもするわけで


そんでもって困ったものばかりの星の下に居るのが僕なんだ。


明日は朝も早くから仕事だと、まいっちゃうよなんだよそんなに早くに起きなきゃいけねーんだよ、


起きれるかわかんねーよとブーブー文句をたれても


僕は4時半にセットした目覚ましよりも5分早く目覚めてしまう。


遠足じゃないのに、妙にソワソワして目覚めてしまう。そんな特技、持ち味、星の下。


悪い持ち味ではないし、まあいっかとトイレに行っておしっこをして、洗面所で歯を磨いていると


びびびびびびびびびっと今頃目覚ましが鳴る。びっくりしてノドの奥に歯ブラシが刺さる。ちくしょめ。


さて、すがすがしくも美しい朝焼けを眺めつつ、電車に乗ると前日は金曜日で


朝まで飲んだくれたオール帰りの乗客だらけ。酒臭い。みんな目がどろんと赤く腫れぼったい。


化粧が剥がれ落ち、髪がパサパサの酔っ払いだらけ。


この人たちはこれから帰って泥のように眠りに付くのだろうなあと


朝風呂してシャンプーの匂いを振りまきながら僕は仕事なんだよなあとちょいと複雑。


新宿乗換えで駅のコンコースを歩いていると、朝とは思えないほどの混雑でやっぱり酔っ払いだらけ。


ぎゃはぎゃはとまだ元気のいい酔っ払いのグループの横をすり抜け、


ふらふらとおぼつかない足で歩くミニスカートのおねーちゃんを横目でちらりと見つつ追い越すと


向こうからどうみても骨格が男性な、痩せて骨ばった女性みたいな人が歩いてくる。


長身でガニマタで猫背で、骨ばった足をミニスカートから露出させた、


どうみてもカツラでしょうって肩までのボブ。


まさしくそれは水木しげるの漫画に出てくるサラリーマン顔のオカマ。


ああ、ヤバイと僕は直感する。そして一瞬そのオカマと目が合う。急いで逸らす。


しかし時はすでに遅しで、オカマちゃんは僕を見つめながらぐぐっと口角を上げつつ、


僕にぶつかるように真正面からやって来る。


仕方なく僕は早足になり、コンコースを斜めに進み、オカマをかわす。爽やかな朝がまたしても台無し。


そうなんだ、なぜだか僕はオカマに言い寄られることが多い。


しかもオカマの底辺にいるようなダメダメなブサイクな部類にすうっと寄って来られるんだ。


今まで何度もオカマにナンパされる事があったり、混雑した電車でオカマにちんこを握られたりと


こんな星の下はいやなんだよ。マジで。


どうせならキレイな見目麗しい女性にすうっと寄ってこられてしまう星の下だったらなあ。


それもそれでメンドクサイかもしれないけれど。


だけどオカマに言い寄られるよりはよっぽどいいんじゃないのかなあ。


せめてもすこしキレイなオカマのオネーチャンだったらいいのに。


僕の特性は残念ながらこんなもんであるんだけど


それでも胸を張ってさあ10月を迎えたろうじゃんか。






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Author: 長谷川シン  
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