ストライクエニイホエア -Side B-
ざわわざわわと胸騒ぎ。 
2011.09.26 Mon 22:54


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降り出した雨。

僕は古い工場の古い屋根付き駐車場に逃げ込む。

波打ちトタン板の屋根はぱらんぱらんと雨音を響かせて、

錆びた鉄骨の梁のすき間からポタリポタリと雨もり。

トタン板の屋根越しの空はグレイで雨が止む気配がない。

僕の肩を雨がタタンと叩き、

濡れた肩はじわりと雨の跡。

グレイの空。黒く濡れたアスファルト。トタン屋根を叩く雨音。

なんか黄昏る。よくわからないけど何もかもがシュッと遠ざかって行くような、

一人取り残された焦燥感。あれー?

アタマをブンブン振り回して小さな透明ビニール傘をバチんと開いて通りに出ると、

ビニール傘にパタパタと雨音。

踏み出す足元の地面がまるで船から下りたときのようにゆらゆらと心許なくって

あるはずの階段の段差がなくって足が空回りしているように感じる。ありゃりゃこりゃオカシイ。

そんな時は自分を心配するよりも、あなたの心配をするのです。

ねえキミ、大丈夫かい?僕は大丈夫。たぶん。
















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Author: 長谷川シン  
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