ストライクエニイホエア -Side B-
Stand By Me キミと飲めればそれでいいのだけど。 
2011.04.30 Sat 23:08


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お年を召してきたのかよくわからないけれども

最近の僕は徒党を組んで飲むお酒が苦手になってきた。

まあ苦手ではないのだけれど、好きと言えば好きなんだけど、

それよりも一人で飲むお酒、二人で飲むお酒、

少人数でこっそりとひっそりとちびりちびりと飲むお酒が楽しくなってきた。

みんなでぎゃはぎゃはと騒ぐ飲み方も楽しいけれど

小さなバーで静かに、その店の雰囲気をゆらりと楽しみながらグラスを傾ける。

僕の知らない店、僕の知らないマスターやママさん、僕の知らないカウンターに座る客。

飲みながらじわじわと連帯感が生まれ、そして僕はカメラを引っ張り出して写真を撮る。

酔客は饒舌で、表情豊かで、そして僕は酔うほどにピントがきちんと撮れるダメフォトグラファー。









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たかがロケンローされどロケンロー 
2011.04.27 Wed 22:47
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ロックンロール居酒屋のTAKUちゃん。

ロックとお酒で楽しい夜は更けていく。









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おばあ 
2011.04.26 Tue 22:44


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ウエブではコミュニケートできないおばあには直接会いに行かなきゃね。

キーボードで紡ぐ文章より、口から発せられる言葉、表情の機微の美しさ、楽しさ。

そしてなにより笑顔。

小さな出会いは大きな幸せになる。












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最後の写真 
2011.04.23 Sat 22:09


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なんとか病気に打ち勝って欲しいと願っていた彼女に悲しい現実が突きつけられる。

病魔は彼の体を蝕み、助かる術がなくなり死を待つことしか出来なくなった。

彼女は悲しみに暮れ、涙で目を赤く腫らし、そしていよいよ決心をする。

彼の送り人になることを。

お二人の闘病生活がどれほどつらかったかなんて僕には言葉に出来ない。

だけれども悲しみの奥底で二人はとても強く結びつき、

僕はその強さと切なさと愛に心を打たれて写真を撮らせてもらった。

ファインダーを覗きながら送り人と送られ人になる決心をした二人に目頭が熱くなった。

この写真を撮った数日後に彼は静かに息を引き取る。

ありがとうとさようならを二人に。








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お前ちょっとあの子に声掛けてこいよ。 
2011.04.20 Wed 21:43


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ツバメが低空をびゅんと滑空し

その凛とした姿を僕はぽかんと口を開けて眺める。

商店の軒下に巣作りを始め、他の店の軒下の巣ではもうヒナのピーピー鳴く声が聞こえる。

木々は新緑の勢いを増しつつ、四月を大股でまたごうとしている。

4月になるといつも思い出すのは、僕がまだ二十歳の頃のバカ友ヒラオのセリフ。

「地方から東京へやって来た新入生をナンパしよう!まだ東京色に染まってないからウブイよきっと!」

そんな事ないってのに、まだ若くバカだった僕らはその言葉をなるほどまったくその通りだと思い込み、

「今が旬だよな!4月限定だな!」とか言いつつ、さあそれじゃ出かけようぜ出発だと

車二台に分乗して渋谷をグルグル回る。赤いガゼールと青のハイラックスサーフ。

そして結局、旬もへったくれもなく僕らのナンパは失敗に終わった。いないし新入生。夜の二時になんか。

「まだ、東京に慣れてないからかなー」

カーステからはおニャン子クラブの「じゃあね」が悲しく流れる。

明け方4時のデニーズでアメリカンコーヒーをガブガブ飲みながら、

東京新入生ナンパをあきらめきれないような顔をしつつ僕らは窓の外を見ていた。

その時もたしかツバメが空をついーと飛んでいたんだっけ。

新しい季節、新しい人、新しい土地、新しい生活。

何が待ち受けているのかわからないけれど貪欲にガブガブと肉食で行こう。








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Author: 長谷川シン  
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